« 透過式ミラー α55 | トップページ | 小沢が出るんだなあ »

2010年8月26日 (木曜日)

国民の遺書

51pjjwm2azl__sl500_aa300_

「泣かずにほめて下さい-靖国の言乃葉100選」と言う副題がついている。靖国神社に祭られた兵士達の遺書である。

菅内閣が閣僚の靖国参拝を「しないこと」と決めたようだが、全く腰の引けたことだ。左翼政権だから中国に媚びるのはしかたがないのか。国を守るために死んでいった人達に対する敬意や畏怖の念は無いのか。

この本、泣かずに読める日本人はほとんどいないはずだ。少なくとも、国家や民族に対する愛のある限りは。自分は7月中旬に買ったが、おおっぴらに泣くわけにも行かず、読了までに一ヶ月もかかってしまった。

ここには、特攻隊で散っていった者だけでなく、従軍した看護婦、戦犯として獄死した方、そして兵士の母親等様々な方々の思いが綴られている。特攻隊は、軍国主義教育を受けて洗脳され、半ば強制的に死地へ送り出された犠牲者のように、戦後のマスメディアは宣伝する。いつかのNHKの番組でもそんな切り口だった。死ぬのがうれしい人間などいない。当たり前だ。きっと彼らは、天皇のためではなく、国土を守るため、父母や同胞や子らのことを思い、それらを守るために死んでいったのだ。

ここに残された文章から読み取れる、彼らの、家族や国家に対する愛情、潔さと、恐るべき知性と教養の深さ・・・。今の日本人には失われてしまったものが、ここにある。特に、回天の開発試験中に魚雷内に閉じ込められて窒息死した士官の、死を覚悟しつつ冷静にトラブルの原因を分析して後に残そうとした、その使命感の強さと強靭な精神力には驚きを隠せない。

もう時代が違う。遺書を書いた人達の思いは正確には伝わらなくても、過去にこのようにして死んでいった日本人がいた、ということはぜひ今の若い人達に知ってほしいと思う。

ぜひ読んで欲しいが、ただ、通勤電車では読まないほうがいいですよ。

|
|

« 透過式ミラー α55 | トップページ | 小沢が出るんだなあ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/99702/49232272

この記事へのトラックバック一覧です: 国民の遺書:

« 透過式ミラー α55 | トップページ | 小沢が出るんだなあ »