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2010年2月19日 (金曜日)

HDRをやってみる

2年ほど前から、HDRという画像処理手法が一般的になってきました。

High Dynamic RangeでHDRです。要はダイナミックレンジが広く見える写真で、具体的には明度差が大きく白飛びや黒つぶれがないもの、ということですね。

専門的な話は置いておくとして、カメラというのは案外明るさを表現できないですよね。空抜けの鳥を撮ると、空の明るさに引っ張られて鳥が真っ黒に写る。目で見るとちゃんと鳥は鳥として見えているのに、写真では黒い影みたいになっている。或いは、夕日を撮ると、周りが見た目よりずっと暗く写る。影になる山の部分は真っ黒。

鳥がちゃんと写るように露出をオーバーに調整すると、空は真っ白に飛んでしまう。明るい部分と暗い部分が同居している写真では、どちらかの描写が不自然になる、というのがカメラです(断言  

これはデジカメのセンサーの諧調が少ないからですよね。ネガフィルムなどは基本的に諧調が無い(無限)のでこのようなことは心配無い(らしい)。

一方、人間の目というのは、明るいところと暗いところにちゃんと対応して見ているので、結果としてダイナミックレンジの狭い写真は「目で見たとおり」ではないということになるわけです。 

できるだけ、目で見たとおり、或いは記憶したとおりの画像に近づけると言うことは、それだけ見栄えがする写真ということでもあるので、このような処理が広まってきたということです。確かに、夕日の写真などは、露出を変えて撮ってみてもイマイチ見たとおりにはなりません。

さて、具体的にどうするかというと、カメラの露出ブラケット撮影を使います。露出をアンダー、ニュートラル、オーバーで切り替えて撮影する機能ですね。これによって、白飛びしているけど暗部はつぶれていない写真、暗部がつぶれているけど白飛びはしていない写真、その中間という画像が得られるわけです。で、この3枚の「いいとこ取り」をして一枚の画像をつくるということです。

理屈としては簡単ですが、実際どうやっているかは皆目見当がつきません(笑 

このためのソフトとしては、フリーも含めていくつかあるようですが、日本ではメジャーな「Photomatix3.0」の体験版を使ってみました。ウォーターマークはご容赦を(笑

SMCタクマーの試し撮りのときに撮ってきた写真を使いました。G1でブラケット撮影すると、3枚撮るのに2秒くらいかかります。全く手を動かすなと言うのが無理な相談です。

3枚の画像を合成するわけですから、本来は三脚を使うべきです。ソフト側で位置の調整はしてくれますが、それにも限界があるようで、できた画像はなんとなくピンボケです(笑

P1040972_0_1

HDR画像は、こってりとして色あいと、何となく夢で見たような雰囲気があります。

それらしいと言えばそれらしいですが、画像のズレが気になりますね。

P1040999_50001_50002

この写真などは、椿の木の右側の明るさがかなり不自然です。ブレはありませんが。

やはり、太陽が出ている明るい状況の方が絵になりそうです。パラメーターの調整によっても結構変わってきそうで、研究が必要ですね。

なかなかおもしろそうで、ちょっと本腰入れて遊んでみようかと思います。

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コメント

連写性能の高いCMOSで、ハードで合成する方式でないと手持ちは厳しいでしょうね。合成のアルゴリズムは、技術力に差が出る部分ではありますね。

投稿: チャッキー | 2010年2月19日 (金曜日) 21時45分

暖かくなって、カワセミが戻ってきました。
ずっと居て、魚を捕っていますよ。

投稿: 亀さん | 2010年2月21日 (日曜日) 11時56分

チャッキーさん、おひさです。
カメラ内で合成できたほうがずっとお手軽ですよね~。
三脚使って撮ってみたら、かなりそれらしい絵になってきましたよ。

投稿: Well-U | 2010年2月22日 (月曜日) 08時25分

亀さん、毎度です。
ブログ拝見しましたよ~。
3時間ですか・・・。私も近々出かけてみたいと思います。

投稿: Well-U | 2010年2月22日 (月曜日) 08時28分

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